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必見!再発見!知っていることも多いけれど改めて語る物件コラム

必見!再発見!知っていることも多いけれど改めて語る物件コラム 第7回

第7回 関西エリアの物件選び【後編】 競合の多いエリアは本当にNG?“今の時代に勝てる差別化”とは

  • 医院開業のポイント

2024.04.30

クリニック開業の要ともいえる物件選びに必要な知識や情報を、アイセイのコンサルタントに聞く本シリーズ。第6・7回で取り上げるのは、関西エリアでの物件選びです。

後編となる第7回は、前回に続き関西エリア担当のコンサルタントが競合の存在の捉え方や差別化のためにできることなどを、近年のトレンドや支援実績を踏まえてご紹介します。

第6回(前編)では、都市部・郊外・再開発エリアの特徴やトレンドについてまとめています。
※首都圏の物件選定は第2回第3回、東海エリアは第4回第5回をご覧ください。

 

【プロフィール】
西田 翔伍(にしだ しょうご)
医療モール開発・開業サポート担当:関西
医薬品卸の会社に約6年間勤務し、医療機器営業、クリニック開業支援を経験。クリニックのみならず、薬局や中小病院との関係も深く、医療業界に幅広く触れてきた。前職では科目を問わず数多くのクリニックを顧客にもっており、コンセプトや診療内容に応じてどのような環境を整えるべきか、数多くのデータに基づいたアドバイスが可能。

【プロフィール】
藤原 久義(ふじわら ひさよし)
医療モール開発・開業サポート担当:関西
前職では、20年以上にわたってショッピングセンターの主に新店舗立ち上げを経験。アイセイ薬局のコンサルタントに転身後は培ってきたマーケティングの知識を武器に、物件の抽出から開業後の増患、顧客満足度の向上に向けた施策の立案まで幅広く支援。一気通貫でドクターに伴走している。

 

一概に競合を避けるのはもったいない。エリア選びは“丁寧な分析”が成功のポイント

――関西でのクリニック開業において、競合の存在はどのように捉えるべきでしょうか?

西田:競合が多いエリアを避けたがるドクターは多くいらっしゃいますが「競合が多い=開業が成功しにくい」と考えるのは、やや早計といえます。競合と一口に言っても、その実態はさまざまです。院長が近い将来に引退を考えており、後継も決めておらず、積極的な集患をしていないクリニックも中にはあるでしょう。また、科目が同じであっても、専門が異なることで診診連携ができる場合もあります。
競合がいるということは、魅力的なエリアである可能性も考えられます。競合の「中身」をきちんと分析し、開業できる余地がないか検討することが重要です。

藤原:また、競合だけでなく「マーケットサイズ」を見ることも重要なポイントです。多数のクリニックがあるからといって、その地域ニーズを満たせているかどうかは分かりません。大きなマーケットを有するエリアは、参入の余地がある可能性が高いケースもあります。

 

尖った専門性やコネクションがなくても競合に差を付ける方法はある

――“競合に勝つクリニック”には、具体的にどのような特徴がありますか?

西田:やはり、さまざまな方法でうまく差別化を図れているクリニックは、競合から一歩リードしていますね。特に近年は、若者だけでなく高齢者にもスマホを使う方が増え「Webでの集患=インターネット上での視認性の向上」がうまくいっているか否かが大きな差につながっています。
(さらに…)

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