医院開業コラム
必見!再発見!知っていることも多いけれど改めて語る物件コラム 第8回
2024.06.04
クリニック開業にあたって重要なポイントとなる「物件選び」に関する情報を、アイセイ薬局のベテランコンサルタントが紹介する本シリーズ。第8回となる今回は“医療モールという選択肢”について詳しくご紹介します。
解説するのは、医療モール開発の経験が豊富な高坂、上田、荒木の3名です。アイセイ薬局が展開する医療モール「クリニックステーション」の魅力も併せてお伝えします。
【プロフィール】
高坂 博之(こうさか ひろゆき)
約25年間で500軒を超えるクリニックの開業を支援してきたベテランコンサルタント。内科から皮膚科、整形外科、小児科や脳外科まで、あらゆる科目のクリニックのコンサルティング経験を持つ。また、税務や法律、採用など知識の幅が広く、さまざまな角度から開業・経営をサポートしている。
【プロフィール】
上田 茂夫(うえだ しげお)
前職では、全国にサービスを展開するネイルサロンの店舗開発に従事。東名阪や福岡、仙台を中心に、駅ビルや百貨店などの商業施設への出店を進めてきた。人を集められるテナントの見極めを得意としており、かつ各地域の特徴に関する知識も豊富。現在は、再開発エリアにおける医療モールの企画を数多く担当している。
【プロフィール】
荒木 英明(あらき ひであき)
内装の設計、施工を手掛ける会社での勤務を経て、クリニック開業コンサルタントに転身。業界を問わず、多数のクライアントに“ベストな内装”を提案してきた経験を活かし、医師一人ひとりの想いやコンセプトを形にするサポートをしている。物件開発の知見も豊富で、医療モール開発においても手腕を発揮。
――最初に医療モールの定義と、その数の推移について教えてください。
荒木:医療モールとは、複数の医療機関と、薬局をはじめとした医療関連サービスを提供する店舗が集まっている施設のことです。形態はさまざまで、医療ビルであったり、敷地内に複数の戸建が集まっていたり、商業施設内に展開されたりすることもあります。
高坂:医療モールは、主に首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)と関西圏で増加傾向にあります。薬の販売をクリニックが薬局に任せるようになって分業が進んだことをきっかけに、薬局各社が2010年頃から医療モールの開発を活発化させ、今もなお勢いは衰えていません。
上田:アイセイ薬局が展開する医療モール「クリニックステーション」だけでも、昨年の1年間で15軒も増加しました。
――ほかの医療モールと比較して、「クリニックステーション」ならではの特長はどんなところにありますか?
上田:展開している数がとても多いため、認知度や信頼度が高いと自負しています。
高坂:立地選びにかなりこだわっているので、患者様の利便性の高さから集患力にも自信がありますね。
荒木:それから、まさにこの記事が掲載されている「クリニックステーションポータル」というオウンドメディアを持っていることも強みだと考えています。当サイトには、クリニックステーションのテナントに開業していただいたドクターのインタビュー記事なども掲載しており、広報のお手伝いにも一役買っているんですよ。
上田:ご参考までに、クリニックステーションの具体例を2つ挙げさせていただきます。・クリニックステーション東雲
・クリニックステーション浦和原山
立地や設備など、私たちのこだわりが伝わるかと思いますので、ぜひご覧ください。
――医療モールと一般テナントでは、設備面にどのような違いがあるのでしょうか?
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