医院開業コラム
クリニックのWEBサイト‐得する12の新常識 第6回
2017.03.30
クリニックを探す患者さんの多くはGoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用して、地域名、診療科、診療時間など様々なキーワードから目的に合うホームページを探しています。その際、その患者さんは検索結果のすべてを見ることはまずあり得ません。検索結果の上位に表示されるホームページしか見ていないことがほとんどです。
SEO(検索エンジン最適化)とは、Search Engine Optimizationの略であり、検索エンジンから高い評価を得ることで、より検索結果の上位に表示させるための取り組みを指します。順位を決定するアルゴリズムにおいて、評価の対象となる項目は数百項目に及ぶといわれており、各項目でのポイントの積算によって順位付けされ、表示されています。SEOではこれらの項目に対して、評価を得るために様々な対策をしていくことになります。
検索エンジンのシェアはGoogleとYahoo!で全体の90%以上を占めていますが、Yahoo!はGoogleの検索エンジンを採用しており、Googleへの対策を行うと、同時にYahoo!に対してもSEO対策の効果がみられます。つまり検索エンジン対策=Google対策と考えてもよいでしょう。
Goolgleの検索アルゴリズムは、ユーザーに最適なコンテンツを提供するために、年間500回ほどのアップデートを繰り返しており、日々改善されています。
以前は、「被リンク数の多さ」や「キーワード数の多さ」が評価に直結する時代もありましたが、その手法の多くはブラックハットSEOと呼ばれ、現在では逆に検索順位が下がる要因となっています。
先日Googleが発表した次期アップデート「モバイルファーストインデックス」が発表されましたが、その内容は「今後、スマートフォン用ホームページの評価を検索結果に反映させる」というものでした。今まで評価対象はPC用ホームページに限られていましたが、今後はスマートフォン用ホームページを評価対象としていくというものです。
これは、スマートフォンユーザーがここ数年で急激に増加している状況にあわせて、アルゴリズムが進化していることを意味します。
では、どんなことに重点をおきながらSEO対策をしていけばよいのでしょうか?
時代に合わせたSEO対策を行う必要がある一方で、時代が変わっても通用する、SEOにとって重要な3つのポイントをご紹介します。
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