医院開業コラム
Caloo式 WSO(WEB集患最適化) 第4回
2020.11.11
前回お話したとおり、ホームページからの増患にはSEO対策で流入を増やすことが重要です。ただ増やすだけではなく、流入した患者さんをうまく予約や電話といったCV(コンバージョン)につなげる「CRO(Conversion Rate Optimization)対策」をあわせて行うことも必要となります。
そこで今回は、CROの基礎知識と具体的な対策について解説します。
コンバージョンは「変換・転換」という意味で、WEB上における最終的な成果やゴールを指す単語です。クリニックのホームページでいえば、このコンバージョンは「予約サイトへの遷移」「予約フォームの入力完了」「電話」などへの流入数で計測されます。
このコンバージョンを高める、つまり自院のホームページに訪れた患者さんをうまく予約へとつなげるための施策が「CRO」です。「Conversion Rate Optimization」の頭文字をつなげた略語で、日本語では「コンバージョン率最適化」といいます。
※詳しくは第3回をご覧ください。
https://clinicstation.jp/column/1950
CROで1番大切なのは、「ホームページで患者さんが知りたい内容を、患者さんが求めている場所に配置する」ことです。「患者さんが知りたい内容」とは、以下のような項目を指します。
【全科目共通のもの】
【手術や検査を行う科目】
これらをTOPページに分かりやすく表示するだけでも、CVR(コンバージョン率)は改善します。では、どのようなポイントを押さえればよいのか、CRO対策の実例を挙げてご紹介していきましょう。
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