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感覚的な理解を脱却しなければ、規模の大きな経営は成功しない 〜効率的なデータ分析が新たなチャレンジを可能にする〜

あまり明かされることのないクリニック経営のノウハウに関して、経営分析ソリューション『CLINIC BOARD(クリニックボード)』を活用し、成功を収めている経営者に話を聞く本シリーズ。今回は、都内湾岸エリアを中心に5つのクリニックを展開する医療法人社団モルゲンロート理事長を務める、有明みんなクリニック有明ガーデン院院長の小暮裕之先生をインタビューしました。

高い経営スキルを持つ小暮先生ですが、意外にも『CLINIC BOARD』がなければ気づけなかった“漏れ”もあったそう。『CLINIC BOARD』の活用方法や位置づけなどを含め、同法人の経営について詳しく教えていただきました。

“子育てしやすい社会を目指して”強いミッションを軸にした事業を展開

「笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る」をミッションに掲げ、子どもの健康を願う働くパパとママを主なターゲットとして医療サービスを提供する「医療法人社団モルゲンロート」。有明や豊洲の湾岸エリアを中心に、5つのクリニックと病児保育施設を展開しています。

理事長の小暮先生に現在の形を築き上げるに至った経緯を聞くと、「すべてはミッションの実現のため」と教えてくれました。

「私が初めて開業したのは、小児科専門医が診療を行う『こどもクリニック』でした。そこで多くのお子さん、そのパパとママに向き合う中で、どの科を受診していいか悩んでいるケースが多いことに気づいたんです。例えば、『子どもの咳がひどいのだけれど、小児科と耳鼻科、どちらにかかるべきかわからなかった』などという話は、本当によく耳にしました。そんな悩みを解決すべく、新たに小児科と耳鼻科、内科を併設したクリニックの開業を決意し、『有明みんなクリニック』が誕生したんです。

5院の中で『有明ひふかクリニック』は異質のように感じられるかもしれませんが、これは“産後うつ”のケアを目指してオープンしました。女性は外見がきれいになると、精神的にも元気になる方が多くいらっしゃいます。産後うつに悩むママの数が増加の一途をたどる今、自分に何かできることはないかと考えて出した結論です。

また、『有明こどもクリニック豊洲院』には病児保育施設を設立しました。発熱があったり、インフルエンザの治りかけだったりして、保育園や幼稚園には預けられないものの当の子どもは元気いっぱい……という状況は、“子育てあるある”のひとつですよね。病児保育施設は、そんなときにお子さんをお預かりし、パパとママが安心して仕事に出られるようにと考えての取り組みです。

このように、当法人のすべての取り組みは、子育てに奮闘するパパとママに必要なことを追求した先にあるもの。今後もまだまだ新たなチャレンジを計画していますが、いずれもミッションを実現するための手段であることは変わりません」

同法人では今後、2人目や3人目を安心して産める産婦人科病院の開業も目指すとのこと。こちらは病院に加えて、「いわゆる“産後院”のように、産んだ後もいつでも戻ってこられる場所、少しの間、子どもを預けてママが休める場所も一緒に作りたい」と小暮先生は話します。

『CLINIC BOARD』の導入で“自身の目が行き届かない部分”も明確に

明確なミッションを軸に多数のクリニックを展開する小暮先生ですが、その成功の背景には“強い想い”だけでなく、“優れた経営手腕”もあります。経営について聞くと、株式会社エムティーアイが開発した経営分析サービス『CLINIC BOARD』との出会いは、ひとつの転機だったと話してくれました。

「『CLINIC BOARD』の導入前から、さまざまな経営指標の確認と分析はしていました。具体的には、売上や利益、人件費の割合、新患数、レセプトと、一診療ごとの平均単価などを確認していました。ただ、以前は患者さんの年齢層や、どのエリアから来ているのかを割り出せていなかったんです。あとは、リピート率や疾患別の患者数も、データをまとめるのにかかる手間が大きく、チェックできていませんでした。私自身が診療をしていたので感覚的には理解していましたが、もっと正確に把握したいと思っていました」

このような経営に対する課題を抱えていた折、日経新聞に掲載されていた『CLINIC BOARD』の広告が目に留まり、すぐに問い合わせて導入を決めたといいます。


【多角的な指標での経営分析を容易にするダッシュボード画面(サンプル画面)】

「実物を触ってみてまず感じたのは見やすさでしたね。これなら私だけでなく、分院長や事務スタッフも数字を見て経営について考えられるようになるのではという期待感もあって、導入することにしました」

では、モルゲンロートでは実際にどのような方法で『CLINIC BOARD』を使っているのでしょうか?


【実来院患者数も様々な指標による分析で可視化される(サンプル画面)】

「あらゆる機能を使って多角的に経営状況を捉えるようにしていますが、実来院患者数は必ずチェックする指標のひとつですね。例えば、皮膚科クリニックの場合、ターゲット層は働くパパとママです。しかし、私は現場で診療をしていないので、どんな患者さんが来ているかわかりません。そこで『CLINIC BOARD』を使って実来院患者数をチェックし、現状を簡単かつ正確に把握しています。ちなみに、実来院患者数を見ると、やはり私たちがターゲットとしている層が最も多く、コンセプトがきちんと伝わっていることがわかりました」

さらに、小暮先生は『CLINIC BOARD』を導入していたことで、院内トリアージ実施料の算定漏れに気づけたと教えてくれました。

「昨年12月の売上を確認すると、前月に比べて下がっていることがわかって。どうしてだろうと不思議に思って『CLINIC BOARD』のデータを見てみたら、院内トリアージ実施料を一部加算できていないことが発覚したんです。新しく導入された制度で、加算するか否かの判断が属人的になっており、“漏れ”が生じていました。


【事前設定により「院内トリアージ」といった診療行為グループの算定状況もチェック可能(サンプル画面)】

こうした漏れは、ひとつのクリニックで少数の医師が診療するスタイルなら気づけるでしょう。しかし、当法人のように複数のクリニックを経営し、そこに自分がいないとなると、どうしてもすべてに目は行き届きませんし、電子カルテの情報だけで見つけるのは困難です。『CLINIC BOARD』を導入していてよかったと感じた経験でしたね」

経営の規模が大きくなると、いくら経験やセンスがあっても、感覚だけではうまくいきません。明確な数字を把握し、詳細に分析してクリニック運営に生かすことが、経営を成功させるカギになるようです。

『CLINIC BOARD』は課題解決や挑戦に奔走する経営者のよきパートナー

『CLINIC BOARD』のデータを経営にフル活用している小暮先生。今後は自分以外のスタッフにも、ぜひ積極的に使ってほしいと話します。

「今、私以外のスタッフに、数字を追うことの大切さや『CLINIC BOARD』の活用方法を指導しているところです。より多くの人間が経営について考えるようになれば、私ひとりでは得られなかった新たな気づきが生まれたり、スタッフの意識が高まってよりよい組織になったりするはず。それを実現できれば、『CLINIC BOARD』を導入するメリットはさらに大きくなるでしょう」

そして最後に、今後『CLINIC BOARD』に期待することをお聞きしました。

「機能面でいうと、より多くのツールと連携できるようになるといいですね。例えば、当法人では電子カルテで毎日の各種データをまとめた日計表を作成していますが、現状ではこれを『CLINIC BOARD』に連携できません。そのため、現在は毎日のデータ確認には、『CLINIC BOARD』ではなく、日計表を使っているんです。すでに連携できるようになった電子カルテもいくつかあるようですから、今後その幅がさらに広がっていくことを期待しています。

あとは、患者さん個人の売上を集計できるようになって、“ライフタイムバリュー”を算出できるようになるといいですね。これがわかれば、どの年代に向けた広告に投資するか、顧客獲得単価をどれくらいに設定するかといった戦略を効率的に練れるようになりますから。また、個人の売上がわかるようになると、お得意様、つまり“上位顧客”の分類ができるようになり、より上質なサービスの実現にもつながると思っています」

そして小暮先生は、「『CLINIC BOARD』の進化は、必ずや経営者の助けになる」と続けます。

「経営者として法人のこれからを考えると、やりたいこと、やらなければならないことがたくさんあります。さらなるクリニックの展開や海外への医療輸出など、アイデアが次々にあふれて止まらない。それらを実現するためには、とにかく時間がないんです。そんなとき、『CLINIC BOARD』のような経営をサポートしてくれるツールがあると、とても心強いですね。今後もどんどんサービスのクオリティーが進化して、助けになってくれることを期待しています」

ABOUT CLINIC BOARD ~クリニックの経営にとって重要な指標を瞬時に可視化し、さまざまな視点からの分析を可能にする~

 今までの電子カルテ・レセコンの集計機能では、自診療所の状況を十分に把握することが難しいと感じていました。 今まで把握できなかったり、把握するのに手間と時間のかかっていたりした自診療所のデータを、クリニックボードでは簡単に把握することが可能です。 また、重要指標を定量的に把握することで、診療所経営の改善施策を検討し、実行することが容易になります。

株式会社エムティーアイ 経営分析ソリューション『CLINIC BOARD』

詳しくはこちら(https://clinicboard.jp/

※この記事は2021年5月時点の情報に基づき作成しています。

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