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翔和仁誠会の分院立地戦略

前回のRound4では、一般外来クリニックにおける来院患者数、すなわち売上は「ドクター力」と「マーケット」という2つの要因の掛け算によって決定することを紹介し、その要因のひとつである「ドクター力」について説明しました。

今回は、もう一方の要因である「マーケット」についてです。当法人の分院立地戦略を紹介しながら、クリニックが成功するために重要なマーケットについて、見ていきたいと思います。

開業候補地のマーケット分析方法

さて、そもそもここでいう「マーケット」とは、クリニックを開院する地域の商業価値を指します。私たちの医療業界もサービス業である以上、来院患者数(売上)がマーケットの良し悪しで変わってくるのは当然です。そのため、本院であれ、分院であれ、開業場所にはマーケットの良い場所を選択しなければなりません。

私が平成14年に本院を開業した当時は、「ドクターマップ」というエリアごとの地図上にすべての医療機関がプロットされている書籍を参考に、毎週末に目星を付けた地域に足を運んで、開業候補地のマーケットを一つひとつ実地検証していました。しかし、15医院を展開するようになった現在は、さすがにそのような非効率的な手法ではなく、各自治体が公表しているデータやコンサルティング会社から入手した情報を基に、開業候補地のマーケットを分析しています。

そして、この際に当法人では、以下のように①周辺人口②競合クリニック③駅の求心性(利便性)④人口構成⑤街の雰囲気・特性に着眼して分析しているのです。

①周辺人口
開業候補地の最寄り駅から半径1キロ圏内の人口。人口統計データは自治体のホームページにあるので、ほぼ正確な数字が出せます。

②競合クリニック
開業候補地の半径1キロ圏内にある同科目の医療機関数に加えて、競合クリニックの院長のパーソナリティ(年齢や経歴、人物像など)なども調査します。

③駅の求心性(利便性)
最寄り駅にどれだけの人が集まってくるかも重要です。バスなどの利便性が良く、周辺からも人が集まるターミナル駅か、公共施設や保育園などが充実しているか、一時的な大規模開発だけで はなく今後も継続的に人口の流入があるかなどを調査します。

④人口構成
人口構成は年齢別に人口を分類し、子どもが多い街か、高齢化が進んでいるかなどを見ます。

⑤街の雰囲気・特性
街の雰囲気・特性とは、都心部か郊外か、セレブな街か庶民的な街かなど、街の雰囲気や住んでいる方々の生活環境などの要素です。保険診療の場合、どのような地域であろうと保険点数は同じであるため、開業場所は物件の賃料水準と売上とのバランスを考えて慎重に選定します。

開業候補地を絞り込んでいくには、これらのポイントに着眼してマーケットを分析することが重要です。そして、さまざまな立地で分院を開業してきた当法人では、現在、新しい分院を開業する際には「特急(※)の止まる駅の徒歩1分以内」の駅前物件を選ぶようにしています。

※ここでいう「特急」は京王線の場合。その他路線では、快速や急行が該当します。

「特急停車駅徒歩1分以内の駅前物件」を選ぶ3つの理由

当法人が分院展開において、「特急停車駅徒歩1分以内の駅前物件」を選ぶ理由は何でしょうか。これには、私の経験に基づく3つの理由があります。

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