医院開業コラム
カズの秘密のつぶやき部屋
2025.05.22
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CSPうさぎ事務局のポータル☆カズです!
開業を検討されている先生方のお悩みのひとつに「本当にお金は借りられるの?」
という声が多いこと多いこと…。
本日はそんな切実な、お金の話をしたいと思います。
当CSPコラムの『もやっと先生のための科目別開業ポイント』にもある通り、クリニックの開業において、初期投資は内科であれば6,000万円以上、一番少ない精神科でも4,500万円以上が必要と言われています。科目によっては、1億円以上必要な科目も…
率直に申し上げますと、よほどの理由がなければ、お金を借りることは可能です。
(ただし、100%借りられるということではなく、1億円以上の融資は当然審査が厳しくなります…)
では、よほどの理由とは?
金融機関からのヒアリングの際に挙がる理由として、「言いづらいのですが、不動産投資物件を多数購入している先生はちょっと…」ということが多いです。
とはいえ、よほどの理由がなければ、クリニック開業の融資に前向きな金融機関は増えてきているので、そこまで心配する必要はないかと思います。
稀ではありますが、過去に返済を滞ってしまったなどでブラックリスト(信用情報)に載っている場合、5年間は金融機関から借入ができないことがあります。
信用情報には、クレジットカードの支払遅延も含まれており、金融機関に共有されます。
また、「自己資金なしでも大丈夫ですか?」とご心配される先生からのご相談も受けるのですが、自己資金については、あるに越したことはありません。
自己資金を●●万円貯めなければいけないというわけではありませんが、「自己資金は全くありません」よりも、「微々たる金額ですが、開業のために貯めていました!」というほうが、金融機関としても前向きな気持ちとして捉えられることが多いようです。
現場からは以上です。
ポータル☆カズでした!
2025.04.24のつぶやき
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メルマガ会員様限定でご覧いただけるこちらのつぶやき部屋ですが、今回は少しまじめなお話をしたいと思います。
テーマは、医療現場の最前線でご活躍されている先生方にも大きな影響を与えているのではないでしょうか、「医薬品の供給」についてです。
そもそも、現在の医薬品供給不足に陥った原因は、医薬品の製造過程で発生する有害物質や廃棄物の管理を目的とした「環境規制」への対応により、セファリゾン注射剤の原材料の出荷が滞ったことがきっかけであることは、皆様ご存じのことかと思います。
その後、原薬の多くから異物の混入が見つかり、供給の不安定が一気に広がりました。
2019年1月のことですのであれからもう6年も経過していますが、今現在でも多くの医薬品供給が不安定となっています。
その後、供給不足はさらに深刻化しました。一時的に一部の供給が再開されましたが、2020年以降は新型コロナウイルスの影響で解熱剤や咳止め薬の不足が発生し、状況は悪化しました。
さらに、2024年12月~現在にはジェネリック医薬品の普及政策が薬不足の一因とされるようになり、供給の安定化には至っていません。
直近では抗生剤やアレルギー薬などが特に不足しているようです。
【医薬品の供給状況:製造販売業者の対応状況】
参照: 「医薬品供給状況にかかる調査結果(2025年2月)」について 日本製薬団体連合会
医薬品の供給不足は、患者の治療に直接影響を与えるため、医療現場では代替薬の使用や治療計画の変更が余儀なくされることが多くなっていると聞いています。
医療現場の最前線でご活躍されている先生方にも大きな影響を与えていることでしょう。
2025年4月からは、製造販売業者が供給状況を報告・公表することで、医療機関や患者が供給状況を把握しやすくする対策が始まっていますが、供給が安定されるまではまだまだ時間はかかりそうですね。
現場からは以上です。
ポータル☆カズでした!
2025.03.21のつぶやき
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