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カズの秘密のつぶやき部屋

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2025.07.29のつぶやき

2025.07.29

いつもCLINIC Station Portalをご利用いただき誠にありがとうございます。
CSPうさぎ事務局のポータル☆カズです!

本日は『クリニックの開業規制』についてです。(いつも暗めの話題で申し訳ございません…。ですが、これから開業を考える先生にはとても関係のあるお話です!)

クリニック(無床診療所)の開業は、基本的に『届出制』となっており、法律上は比較的自由に開業ができます。ただし、届け出には提出期限が定められており、各厚生局事務所によって期限が異なる場合がある為、注意が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

また、実際には建築基準法や都市計画法、医療法上の構造設備基準など、さまざまな法規制が関わってきます。そのため、コンサルなどのサポートを受けて、しっかりと準備することが重要です。

加えて、最近では医師の地域偏在――つまり、都市部に医師が集中し、地方や郊外では医師が不足する現象――が社会問題となっており、国もこれを是正しようとしています。地域によっては、保険医療機関の更新が6年経過毎ではなく、期間を短縮し更に地域貢献度を問われる、なんて噂も…。
参照:厚生労働省 医師偏在是正対策について

「どこで開業するか」は、まさに未来の地域医療を支える選択でもあります。今後は、地域の医療ニーズを的確にとらえた立地選びがますます重要になるでしょう。

しかし、暗く考える必要はありません!「まだ開業は先かな…」という方も、早めの情報収集がカギになります。ご相談はいつでも大歓迎ですので、お気軽にお声かけください。ご相談の申し込みはこちらから受け付けています。

医師の皆さまの一歩が、地域を明るくする力になります。

現場からは以上です。
ポータル☆カズでした!

 

2025.07.01のつぶやき

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本日は耳が痛くなる『物価高騰』のお話です。
(お金の話ばかりですみません…しかし、大事なお話なのでぜひお付き合いください)

連日、備蓄米の放出や円安のニュースを見かけるように、現在は食料品から日用品まで、あらゆるモノの値段が上がっています。

【消費者物価指数:10大費目指数、前年同月比及び寄与度】
消費者物価指数:10大費目指数、前年同月比及び寄与度
参照:総務省 2020年基準消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)5月分

そして、もちろん建築費も例外ではありません。

建築費が上がると、内装費や家賃といった『初期コスト』や『固定費』にもじわじわと影響が出てきます。特に新規開業を検討されている先生方にとっては、内装や設備にかかる金額が想定より膨らみやすくなっているのが現状です。

【建設物価建築費指数:2025年5月分】
一般財団法人 建設物価調査会:建築費指数(2015年基準)一般財団法人 建設物価調査会:建築費指数(2015年基準)
 参照:一般財団法人 建設物価調査会:建築費指数(2015年基準)

とはいえ、「今は時機が悪い」と尻込みする必要はないと思っています。物価の波にどう備えるか、どんな方法で開業コストを抑えるか、選択肢と戦略を持つことが何よりも大事です。クリニックステーションポータルでは、随時開業のご相談を受け付けています。お考えがまとまっていない状況でも、ぜひご相談ください。ご相談の申し込みはこちらから受け付けています。

この変化の時代を、逆に“チャンス”に変えていきましょう!

現場からは以上です。
ポータル☆カズでした!

 

2025.05.22のつぶやき

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開業を検討されている先生方のお悩みのひとつに「本当にお金は借りられるの?」
という声が多いこと多いこと…。

本日はそんな切実な、お金の話をしたいと思います。

当CSPコラムの『もやっと先生のための科目別開業ポイント』にもある通り、クリニックの開業において、初期投資は内科であれば6,000万円以上、一番少ない精神科でも4,500万円以上が必要と言われています。科目によっては、1億円以上必要な科目も…

率直に申し上げますと、よほどの理由がなければ、お金を借りることは可能です。
(ただし、100%借りられるということではなく、1億円以上の融資は当然審査が厳しくなります…)

では、よほどの理由とは?

金融機関からのヒアリングの際に挙がる理由として、「言いづらいのですが、不動産投資物件を多数購入している先生はちょっと…」ということが多いです。

とはいえ、よほどの理由がなければ、クリニック開業の融資に前向きな金融機関は増えてきているので、そこまで心配する必要はないかと思います。

稀ではありますが、過去に返済を滞ってしまったなどでブラックリスト(信用情報)に載っている場合、5年間は金融機関から借入ができないことがあります。
信用情報には、クレジットカードの支払遅延も含まれており、金融機関に共有されます。

また、「自己資金なしでも大丈夫ですか?」とご心配される先生からのご相談も受けるのですが、自己資金については、あるに越したことはありません。
自己資金を●●万円貯めなければいけないというわけではありませんが、「自己資金は全くありません」よりも、「微々たる金額ですが、開業のために貯めていました!」というほうが、金融機関としても前向きな気持ちとして捉えられることが多いようです。

現場からは以上です。
ポータル☆カズでした!

 

2025.04.24のつぶやき

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CSPうさぎ事務員のポータル☆カズです!

メルマガ会員様限定でご覧いただけるこちらのつぶやき部屋ですが、今回は少しまじめなお話をしたいと思います。

テーマは、医療現場の最前線でご活躍されている先生方にも大きな影響を与えているのではないでしょうか、「医薬品の供給」についてです。

そもそも、現在の医薬品供給不足に陥った原因は、医薬品の製造過程で発生する有害物質や廃棄物の管理を目的とした「環境規制」への対応により、セファリゾン注射剤の原材料の出荷が滞ったことがきっかけであることは、皆様ご存じのことかと思います。
その後、原薬の多くから異物の混入が見つかり、供給の不安定が一気に広がりました。
2019年1月のことですのであれからもう6年も経過していますが、今現在でも多くの医薬品供給が不安定となっています。

その後、供給不足はさらに深刻化しました。一時的に一部の供給が再開されましたが、2020年以降は新型コロナウイルスの影響で解熱剤や咳止め薬の不足が発生し、状況は悪化しました。

さらに、2024年12月~現在にはジェネリック医薬品の普及政策が薬不足の一因とされるようになり、供給の安定化には至っていません。
直近では抗生剤やアレルギー薬などが特に不足しているようです。

【医薬品の供給状況:製造販売業者の対応状況】
医薬品の供給状況:製造販売業者の対応状況
参照: 「医薬品供給状況にかかる調査結果(2025年2月)」について 日本製薬団体連合会

医薬品の供給不足は、患者の治療に直接影響を与えるため、医療現場では代替薬の使用や治療計画の変更が余儀なくされることが多くなっていると聞いています。
医療現場の最前線でご活躍されている先生方にも大きな影響を与えていることでしょう。

2025年4月からは、製造販売業者が供給状況を報告・公表することで、医療機関や患者が供給状況を把握しやすくする対策が始まっていますが、供給が安定されるまではまだまだ時間はかかりそうですね。

現場からは以上です。
ポータル☆カズでした!

 

2025.03.21のつぶやき

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執筆者紹介

ポータル☆カズ

ポータル☆カズ

CSPうさぎ事務員

物件の坪数を当てることが得意なうさぎ。革靴磨きが趣味で、丁寧に手入れした靴を見るとまるで自分の心も磨かれていくようだと感じている。胃腸が弱く、よくお医者さまの世話になっている。

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