医院開業コラム
熱血!医院集患塾 第2回
2015.11.18
こんにちは。集患マーケターの永井です。今回は、この業界ではよく聞く「コンサルタント」について、お話したいと思います。
私のところによくこんな質問が飛び込んできます。
開業される先生方からは、「どの開業コンサルに依頼すればいいでしょうか?」
すでにご開業されている院長先生からは「開業コンサルから開院後も定期的にアドバイスをもらっているけど、一向に患者が増えない。どうしてなんでしょうか?」
このような質問を本当によく受けます。そういった方々には、「開業コンサルとはどういったものなのか」を正確に理解してもらうところからお話をさせていただいています。
インターネットで「開業支援」「開業コンサル」などといったキーワードで検索をすると、本当に数多くのコンサルタントや開業支援業者が出てきます。世の中には、薬卸業者、税理士会計事務所系、医療機器系、ディベロッパー系、独立コンサル系などありとあらゆるタイプの開業コンサルがいます。もちろん、そのサービス内容は様々であり、それぞれにメリット、デメリットがありますが、これだけ多種多様な開業コンサルが存在すれば、先生方がどの開業コンサルに依頼すればいいのか悩むのは当然です。
ところで皆さんはこんなふうに考えたことはないでしょうか?
「そもそもなんでこんなに開業コンサルが多いのか……」
その答えは簡単です。「誰でもできるから」、これが答えです。正確には、「クリニックを開業させるというゴールまでの段取りなら誰でもできるから」。
そうでなければ、この市場にこれほどまでに開業支援業者は存在しません。市場がその答えを出してくれているのです。まず先に、この事実をきちんと理解しておくことが必要です。
ご開院された先生方から相談を受けていると、開業コンサルタントを医院経営の専門家、経営コンサルタントと思い込んでいる先生方が多いことに気づきます。結論からお伝えしますと、一般的に開業コンサル≠経営コンサルです。開業コンサルは経営コンサルではありません。医院経営のプロではないのです。
では、開業コンサルの仕事がどういったものかを確認してみましょう。 (さらに…)
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