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カテゴリーに捉われないシームレスな医療を目指して 開業で“クリニックの新たな在り方”をつくりたい

クリニックの開業を目前に控えたドクターが、今何を考え、悩み、いかにして困難に立ち向かったのか……開業までの準備期間、いわば“エピソード・ゼロ”にフォーカスする本シリーズ。巷にあふれる成功体験記ではなく、開業医の序章を紐解くことで、よりリアルなクリニック開業に迫ります。

第3回となる今回は、足立区舎人の医療モール「クリニックステーション舎人」で2021年4月の開業を迎えた南 史歩先生のストーリーを取材。若くして開業を決断した南先生の実現したい医療、クリニックの在り方とは。

とねり皮膚科・形成外科クリニック 院長 南史歩【プロフィール】
南 史歩(みなみ しほ)
日本形成外科学会 専門医。
千葉県出身。山形大学医学部を卒業後、旭中央病院で初期臨床研修を経て、東京大学医学部附属病院形成外科・美容外科に入局。その後は東京大学医学部附属病院をはじめとした関連病院に勤務。埼玉県立小児医療センター、皮膚科クリニック勤務を経て、彩の国東大宮メディカルセンター 形成外科・皮膚科の医長に就任。2021年4月1日には、足立区舎人に「とねり皮膚科・形成外科クリニック」を開業。

「とねり皮膚科・形成外科クリニック」のホームページはこちら

とねり皮膚科・形成外科クリニックホームページ

頭の先からつま先まで、あらゆるトラブルを相談できる“かかりつけ医”に

――「とねり皮膚科・形成外科」が目指す診療の在り方について教えてください。

皮膚科と形成外科、両方の診療を行う当院が目指すのは、“頭のてっぺんから足の先まで、体表に関わることすべて”を相談できる、かかりつけ医です。患者さんの年齢層も、赤ちゃんからご高齢の方まで幅広く診られればと思っています。皮膚科と形成外科とは、非常に密接な関係にあります。しかし、それぞれ対応できる範囲には差があり、例えば“できもの”を切除したいと思って皮膚科にかかっても、「手術は形成外科でないとできない、皮膚科の領域ではない」と断られるケースも多いんです。

当院ではこの境目をなくし、多くの症状に対応できるようにすることで、患者さんのご負担をなるべく軽減したいと考えています。もちろん、クリニックレベルではできない手術が必要な場合もあります。その際は大学病院をはじめとした大きな病院と連携し、幅広い選択肢の中から、患者さんにとってベストな方法をご提示していきます。

近隣では、2021年夏に日暮里・舎人ライナー江北駅に移転する東京女子医大東医療センターや、獨協医科大学埼玉医療センターと連携しています。また、東京大学医学部附属病院をはじめ現在通院している総合病院があればそちらに紹介させていただくことも可能です。

自院の在り方について語る南院長""

また、当院では美容皮膚科、美容外科も扱います。“美容の診療=自費”というイメージがあって、どうしてもハードルが高いと感じられる方も多いでしょう。しかし実際は、症状によって保険診療になることもあるんです。費用についても、診療方法についても、ご不安や疑問がある方は気軽に相談してほしいですね。診療を受けるか決めかねている方にも、親身に寄り添える専門家でありたいと思っています。患者さんが毎日をより健康に、より楽しく、より快適に過ごせるお手伝いがしたい……そうして「ちょっと南先生に相談してみよう」と思ってもらえる存在になれたらうれしいです。

――具体的にはどのような医療サービスを提供していきたいですか?

体表のトラブルについては大小を問わずできる限り対応しますが、院内に小さいですが手術室を設けており、中でも外科手術に力を入れていくつもりです。私はこれまで目周りの手術を担当する機会が多く、特に眼瞼下垂症手術は年間100例(200眼)以上の手術を行っています。現在も、眼科クリニックへ出張して手術も行っています。手術に際しては皮膚切開から炭酸ガスレーザーを用い、手術時間の短縮はもちろんのこと、出血や術後の腫れを最小限にすることを心がけています。結果だけではなく過程にもこだわり、患者さんに心から満足してもらえる手術を目指したいですね。

近い将来、「足立区や川口市、草加市の眼瞼下垂症手術といえばとねり皮膚科・形成外科」と言ってもらえるよう、地域の方々に信頼される医療サービスを提供していきたいです。

患者さんに多くの選択肢を提示できるクリニックをつくりたい

ご自身の経歴を話す南院長

――「頭のてっぺんから足の先まで、体表のトラブルはなんでも診る」とのことですが、そうした診療スタイルを確立した経緯を教えてください。

医師のキャリアをスタートした当初は、女性ならではの視点や感覚を生かせる形成外科を専門に選びました。形成外科の手術方法がさまざまにあり、クリエイティブである点に魅力を感じたんです。しかし、形成外科を深く学んでいくにつれて、皮膚科の知識があったほうがよりよい医療を提供できることに気づき、皮膚科クリニックに勤めて一から勉強しました。そうして今は、形成外科と皮膚科、両方の診療を垣根なく行っています。

――大学病院でのキャリアも積まれていますが、開業して地域のかかりつけ医になる道を選んだのはなぜですか?

形成外科の専門医を取得後、自分ができること、やりたいことは何かを改めて考え、出した結論がクリニックの開業でした。その理由のひとつが、私なら形成外科と皮膚科、病院とクリニックといった括りに捉われない“シームレスな医療”を提供できると思ったことです。科目の垣根を超えた診療については先ほどお話ししたとおりですが、これと似たような構造で、病院とクリニックとで役割が分けられていることが多くて。具体的には、病院では保険診療の範囲のみを、クリニックでは美容診療のみを行っている。これって、患者さんがベストな選択をしにくい状態だと思います。そこで、どちらの選択肢も提示できるクリニックをつくり、この問題を解消したいと考えました。

また、臨床医として多くの患者さんの力になりたいという想いを強く持っています。形成外科と皮膚科の両方を学び、また大学病院からクリニックまで経験する中で培った知識を総合的に提供することで、地域の患者さんに喜んでもらいたいです。

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