STEP6
クリニックの開業物件など事業用建物賃貸借契約を行うときの形態としては、大きく分けると「普通建物賃貸借契約」と「定期建物賃貸借契約」の2つがあります。
定期建物賃貸借契約は大型ビルで採用されることが多かったのですが、近年では医療サービス向けの中小ビルでも採用が増えてきています。この両者には大きな違いがあるので、事前に契約内容をよく理解しておくことが必要です。
定期建物賃貸借契約で、特に注意すべき点は以下です。
しかし、これ以外にも注意すべき点があるので、契約に際しては専門家による指導を受けることをおすすめします。
また、定期建物賃貸借契約にかかわらず、賃貸借契約では、契約期間、賃料・共益費、敷金・保証金・礼金、引き渡し時期、賃料発生時期など確認をすべきポイントがたくさんあります。
特に、中途解約事項、更新料、特約などの条項はきちんと確認をしておきましょう。以下のような不利益が発生する場合があります。
前述したように、賃貸借契約には注意点も多く、必要に応じて専門家による指導を受けることも検討しておきましょう。
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