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イベント実績

地域医療が「地域教育」に貢献した日~こどもクリニック・こども薬局開催~

  • こどもクリニック・こども薬局

2016.12.09

2016年9月25日、多摩センタークリニックファームにて、地元の子どもたちに医師や薬剤師の仕事を体験してもらう「こどもクリニック・こども薬局」が開催されました。

多摩センタークリニックファームとは、内科・小児科・皮膚科・耳鼻咽喉科・眼科等を標榜するクリニックと歯科、調剤薬局が集う医療モールです。イベントは、医療モールに入居する多摩ガーデンクリニック様にご協力をいただきながら、アイセイ薬局多摩センター店の主催で行われました。

多摩センタークリニックファームとは?

多摩センタークリニックファームは2006年にオープンしました。こちらに入居する多摩ガーデンクリニック様では年中無休で地元の住民にきめ細やかな医療サービスを提供されており、一日の来院患者数は、多い時期で約400名にものぼります。当然、クリニックファーム内のアイセイ薬局多摩センター店も医療機関にあわせて年中無休でオープンしており、その利便性は高く評価されています。

アイセイ薬局多摩センター店では、多数の患者様からの処方箋を受け入れるため、調剤のスピードアップを目指して自動調剤機器を導入しています。また、待ち時間のストレス緩和策として、待合スペースに幅3mの大型アクアリウムを設置。訪れる患者様に癒しの時間を提供しています。さらに、身体や健康にまつわる書籍をはじめ、各種雑誌や書籍、マンガ、写真集などを幅広く取り揃えた充実の「健康図書館」も備えています。スペース奥にはキッズスペースや自動販売機も完備し、まるで小さなテーマパークのよう。医療機関とも連携し、患者様がクリニックに到着してから薬を受け取ってお帰りになるまで、一貫して気持ち良くお過ごしいただけるよう、快適な空間づくりに取り組んでいます。

 

本物だから伝わる、医師・薬剤師の職業体験プログラムとは

今回開催された「こどもクリニック・こども薬局」は、クリニックや薬局を舞台に、極力実際と同じ機器や器具を使って、子どもたちに医師や薬剤師の仕事を体験してもらうというもの。子どもたちに記憶に残る本物の職業体験を提供することで、クリニックは「教育」に対する地域貢献の場として重要な役割を果たすことができます。

多摩センタークリニックファームでは、地域に愛される医療機関を目指して、これまでも不定期に地域住民向けのイベントを開催してきました。今回の「こどもクリニック&こども薬局」もそれにあたり、この場所での開催は2013年以来約3年ぶりとなりました。

受付にあたるのは薬局のスタッフです。混乱を避けるために受付の段階で体験開始時間を振り分けています。今回のイベントでは朝10:00から受付を開始しましたが、受付の前にはなんと朝8:30から列ができ始めました。最前列のご家族は、「どうしても体験したかったので、はりきって来ました」と話してくれました。

その後もあっという間に人は増え、10:00の受付開始時には下の階に届きそうなほど多くの親子連れが集まりました。過去に開催したイベントの評判に加えて、開催前のチラシポスティングや、地域の幼稚園への告知チラシ配布が集客の要となりました。

「こどもクリニック・こども薬局」では、小学生、未就学児ともに、受付の段階で10分区切りの体験開始時間を指定しています。時間になったらクリニックに集合いただき、グループごとにプログラムを進めます。

集まった子どもたちには、まずは白衣に着替えてもらいます。続いて、スタッフからプログラム全体の説明が行われ、クリニックや薬局の役割について理解を深めてもらいます。

説明の後は、皮膚科の実験コーナーを体験。多摩ガーデンクリニックの院長先生がご挨拶し、いくつか皮膚科に関するクイズを出題すると、子どもたちも熱心に聞き入っていました。

(さらに…)

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武藤 美香

多摩ガーデンクリニック

院長

武藤 美香

(むとう みか)

「本日はたくさんのお子様に参加いただいて、大勢のスタッフの方が一生懸命やってくださって大変感謝しています。地域のクリニックでは、一人にゆっくり時間をかけられる大学病院とは違い、1日に大勢の患者様がお越しになります。どうしても一人ひとりとお話しする時間が限られてしまいますが、今日はたくさんのお子様とお話しできました。地域医療ではご家族で関わってくださることが多く、3世代で来ていただくご家庭もあります。このようなイベントを通じて、さらに多くのご家族の方がいらしてくれるようになると嬉しいですね。
アイセイ薬局さんは、薬についての不明点などを問い合わせると、すぐに調べて返事をくださるので大変助かっています。薬剤師さんからも「薬の塗り方を患者さんにどう説明したらいいか?」と質問をいただくなど、責任を持ってきちんとやっていただけているので、とても信頼しています。
皮膚科では命に関わることは少ないのですが、病気によって気持ちまで沈んでしまう方もいらっしゃいます。病気を治すことはもちろんですが、心もケアしていける診療をこれからも心がけていきたいと思います。」

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