2015.10.20
舞台は、東京新宿の副都心・富久町。
山手線内随一の高さといわれる“超高層複合再開発プロジェクト”として注目が集まる「Tomihisa Cross」に、医療モールが誕生しました。
西富久地区の新しい街づくりの一環として、約20年前に住民主導で始まった「西富久地区第一種市街地再開発事業」。その中心となる「Tomihisa Cross」には、全997戸の55階建大型タワーマンション「富久クロスコンフォートタワー」をはじめ、医療モール「メディパーク新宿富久」や大型スーパー、こども園、コンビニエンスストア等が入居し、新しい時代の“都心コミュニティ再生”への挑戦が始まっています。
なかでも特質すべき点は、「新宿御苑前」徒歩5分、「新宿三丁目」駅が徒歩圏内という驚くべきアクセスの良さ。加えて、伊勢丹、高島屋等の百貨店、都内有数の規模を誇る「新宿御苑」、慶應義塾大学病院、JR新宿駅へも徒歩圏内という、抜群の立地です。
このような好立地のもと、2015年10月1日のオープンを控えた医療モール「メディパーク新宿富久」で9月26日(土)・27日(日)の2日間にわたってOPEN記念イベントが開催されました。当日は朝10時のスタートから、タワーマンション居住者を中心に近隣にお住まいの方々がひっきりなしに医療モールを訪れました。
来訪者には家族連れやご年配の方も多く、「近くにクリニックが充実していて安心です」と、訪れた方が口々に話してくれました。
開業イベントでは、各クリニックの内覧会を開催。あわせて、クリニック間の動線を知ってもらうべく、新宿トミヒサクロス クリニック様(内科)、富久こどもハート・アレルギークリニック様(小児科)、アイセイ薬局富久店の3つをまわるスタンプラリーも開催されました。オープン時ならではの賑やかな雰囲気も手伝い、多くの方が気軽に先生との会話を楽しんでいる印象でした。
事前にクリニックの雰囲気や先生の顔を知っておくと、いざという時にも安心して医院を訪れることができます。この「初診へのハードルを下げる」という意味で、開業イベントは重要な役割を果たしたようです。
今回お越しいただいたお子様がいるご家庭やシルバー層は、いずれも直接知人から聞いたクチコミを比較的重視する傾向にあります。居住圏と一体化した医療モールの場合には、とくに、ご近所同士のクチコミによる来院が多くなると考えられるでしょう。
その意味で、いち早く地域の方々との接点を持ち、まずは医療機関として認知を得ておくことが、オープン後1年ほどの患者数を左右するといえそうです。
開業イベント2日間の来場者数は700名強。タワーマンション「富久クロスコンフォートタワー」が全992戸ですから、かなり大勢の方が訪れたといえます。エリア全体が活気づく「Tomihisa Cross」の開業後の様子は、追ってレポートしたいと思います。
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