2015.12.08
今回の舞台は、大阪府和泉市にある大型商業施設「ららぽーと和泉」。医療ゾーンには、アイセイ薬局ららぽーと和泉店と、今回新たにオープンするかんばらクリニック様(内科・消化器内科)が入っています。今回は、2015年11月28日(土)〜29日(日)に行われた、かんばらクリニック様のOPEN記念イベントの様子をご紹介します。
「ららぽーと和泉」は約1年前の2014年10月にオープンしました。約3,400台の駐車場を有する超大型商業施設として現在、200店舗以上が出店しています。
大阪南部の和泉市は大規模なニュータウン開発が行われ、人口はここ10年間で約4%増加しました。とくに、子育て支援が充実していることから、ファミリー世代に人気の都市となっています。「ららぽーと和泉」もママ目線で細部にまでこだわった優しい施設として近隣住民、そして広域から毎日多くのファミリーで賑わっています。
医療ゾーンが位置するのは、800坪以上の売り場面積で地域の食卓を支える「JA全農ファーマーズ」と飲食街を結ぶファミリーゾーンのほぼ中央。右隣にはライフスタイルショップ「無印良品」、左隣にはファミリーに人気のお菓子専門店「おかしのまちおか」、休憩スペースが隣接し、賑やか過ぎずゆったりとした感のある絶好のポジションです。近くのエスカレーターを上がった3階フロアにはすぐ「ユニクロ」が配置されており、常に人通りが多いため医療ゾーンの認知を確実に得られる立地です。
医療ゾーン周辺はスーパーでの買い物を終えてウィンドウショッピングを楽しむファミリーや、ショッピングの後に一息つこうとカフェを探すお友達同士など、小さなお子様連れのファミリーを中心とした多くのグループが行き交います。とくに、ご夫婦とキッズ、祖父母の3世代で買い物をする姿が目立ちました。
大型商業施設内の医療モールはともすれば、端っこに“隔離された”状態で医療ゾーンを配置されがち。また、個人開業医単体ではこのような大型ショッピングモールへの入居は高いハードルがあるのは事実です。経験値が高く、医院の盛業を見据えた医療モール企画会社によるプロジェクトだからこそ、“一等地”を確保することができるのです。
開業イベントは、2日間にわたり行われました。イベントの内容は「スタンプラリー」。かんばらクリニック様の院内の2ヶ所でスタンプを押した人に、調剤薬局で粗品と風船を差し上げるというもの。院内に足を運んでもらい、院長先生がどのような方なのか、院内の雰囲気や設備について実際に見て感じてもらうことが目的です。実際「オープンしたら診察室は見られへんから、見といて良かったなあ」「レントゲンとか内視鏡とか、一通り揃ってるねんなあ」といった声があちこちで聞かれました。
とくに内視鏡室では、最新のレザリオ内視鏡システムを前に人だかりが。極細の経鼻スコープから映し出されるその精細な画像を見た驚きと、「舌根部に触れないので、身体の負担も少ない」という説明に、納得のうなずきをされていました。その間、子どもたちはカメラを覗き込んで顔を映したり、中にはお口をあけて口内チェックをしたりと大喜び。このようなポジティブな体験は「知る」から「憶える」へと、確実に認知のステップを踏んでいきます。幅広い年齢層が対象の内科を標榜するクリニックにとっても開業前のイベントだからこそできる貴重な機会です。
今回のオープン記念イベントでは、2日間で約700組、1,500名以上の方にご来場いただけました。ひとへの“優しさ”をコンセプトにした商業施設の利便性・集客力を背景に、医療実践の場として高いポテンシャルを実感する場となりました。地域住民のかかりつけドクターとして、また広域から患者様の集まる医療機関としてご盛業される姿が目に浮かびます。
今回ご紹介したららぽーと和泉の医療ソーン最終区画で医療機関様を募集中!関西エリアでの開業をお考えの先生方、ぜひ「開業物件情報」をご覧ください。
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