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  3. 分院展開に成功する「理事長像」とは

翔和仁誠会流の分院展開戦略 ~勝利のための10ラウンド~

分院展開に成功する「理事長像」とは

前回のRound 2では、本院を繁盛させる「院長」と、分院展開を成功させる「理事長」とは、その求められる能力が違うことをお話しました。そして、分院展開に成功する理事長には、分院長の多様性を受け入れる「寛容さ(ゆるさ)」と、分院長を長い間惹きつける「マメさ」が必要であることも前回お伝えした通りです。

しかし、私は理事長にはさらに2つの資質とマインドが必要だと思います。それは、失敗から学び、不測の事態に柔軟に対処する 「謙虚さ」と、効率を最優先する 「タイムマネジメント力」・「模倣力」です。今回は、これらについて詳しく見ていきたいと思います。

分院展開に成功する理事長に求められる資質・マインド

失敗から学び、不測の事態に柔軟に対処する 「謙虚さ」

理事長も医師である以上、「謙虚さ」が必要であることは言うまでもありません。この「謙虚さ」が欠けてしまえば、患者さんやスタッフからそっぽを向かれてしまいます。この意味での「謙虚さ」が必要なのは、本院を繁盛させる「院長」と何ら変わりはありません。

しかし、理事長にはさらに失敗から学び、それを次に生かしたり、不測の事態を受け入れて柔軟に対処したりするという面でも「謙虚さ」が求められます。なぜなら、分院展開には失敗や不測の事態が必ず起こるからです。例えば、分院長から突然退職の申し入れがあった場合が、その最たるものです。この際、すぐに後任の医師が見つかればよいのですが、見つからない場合には、最悪のシナリオとして分院を「閉院」しなければならなくなります。すると、分院を開院する際に投資した資金を回収できなくなり、法人としては数千万円単位の大きな損失を被ってしまうのです。

例えが少し大きな話となってしまいましたが、これは分院展開を進めていく上で十分起こり得るリスクです。そして、何を隠そう、私も15年間の分院展開において3回も閉院を余儀なくされた失敗の経験をしています。これらの失敗の背景はそれぞれですが、いずれも分院長と医療に対するフィロソフィや、人間関係・信頼関係が構築できず契約更新の前に退職を通告されてしまったことが原因でした。

また、閉院とまではいかなくても、分院内の人間関係のトラブルなど、大小合わせると日々さまざまな不測の事態が発生するものです。これらは分院展開を行う以上当然に発生し、理事長は法人の代表者として日々これらに対処していかなければなりません。そのため、リスク回避能力や変化に対するストレス耐性が必要であることはRound 2で書いた通りですが、理事長にはさらに“自分がイケていない”ということを受容する「謙虚さ」も大事です。そして、分院展開を進める上で失敗や不測の事態が起きたときに、それらを謙虚に受け入れ、そこから何を学び、どう乗り越えるかがより重要なのです。

前述した通り、私はこれまで3医院を閉院させてしまいました。そして、これらの原因は、突き詰めるところ理事長である私の経営者としての「未熟さ」に起因するものでした。もちろん、当時は心理的にも経済的にも大きく落ち込みましたが、自分のイケてなさを真摯に反省し、それを次に生かしてきたからこそ今日があります。

効率アップには「タイムマネジメント力」と「模倣力」が必須

次に、理事長は「効率」を最優先しなければなりません。そのためには、「タイムマネジメント力」と 「模倣力」が不可欠です。

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