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FP佐久間のみらいマネー研究所

FP佐久間のみらいマネー研究所 第12回(最終回)

ドクターの幸せな老後を考える

  • 財務・経理・会計

2019.04.05

FP佐久間のみらいマネー研究所』も、いよいよ最終回。本コラムは、先生方の意思決定や判断をしていただくための情報提供をしたいとの思いからスタートしました。先生方は業務上、さまざまな情報を整理し、意思決定をすることには慣れているはずですが、ライフプランや金融商品の話になると「意思決定ができない」もしくは「どうしてよいかわからない」という状況になってしまいます。

ドクターは、勤務・開業・法人経営者とステージが替わる方が多いです。そのため、それぞれの状況に合わせた意思決定が必要だというお話をさせていただき、11回にわたって人生全体の資金効率を改善するという考えのもとに、生命保険の選び方や所得税、相続税、贈与税のお話や医療法人を活用した老後資金の積立方法などにも触れていきました。

最近、先生方からご自身の将来についてのご相談をいただくことが増えてきています。クリニックの経営をされている先生方からは「今はクリニックの経営はとても順調だが、いつまでこの仕事をしていくことになるのだろうか」またご勤務の先生方からは「今後開業という選択肢はどうなのか、老後の資金はどのように貯めればよいのだろう」といった声もお聞きします。

そこで最終回の今回は、先生方の老後について考えてみます(「老後」という言葉の定義が最近ではなかなか難しいのですが、ここでは「ご勇退を考える頃」とさせていただきます)。

老後に必要な日常生活費とは

老後を迎える年齢を何歳に設定するかは人それぞれですが、先生方の場合は絶対的な定年が存在しないため、さまざまな選択肢の中からご自分の老後を選択することになります。

厚生労働省がまとめた『平成29年の簡易生命表』によると、平均寿命は男性が81.09歳、女性は87.26歳となっています。
平成29年の簡易生命表
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life17/index.html

また、生命保険文化センターが発表した『生活保障に関する調査/平成28年度』によると、夫婦2人で老後生活を送る上で、必要と考える最低日常生活費は月額で平均22.0万円、ゆとりある老後生活費は平均34.9万円とされています。

【老後の最低日常生活費】

【ゆとりある老後生活費】

生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/7.html

先生方には釈迦に説法ですが、平均寿命はあくまでも平均であり、人の余命は誰にもわかりません。ですから、老後のプランニングの基準をどこに持つかも人それぞれです。また、ご勇退時期を何歳とされるかも人により異なります。例えば70歳で勇退されたとすると、平均寿命までの期間は男性で約11年、女性は約17年です。この場合、老後における生活費の平均値は以下のように計算できます。

(さらに…)

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執筆者紹介

佐久間 洋

佐久間 洋
(さくま ひろし)

株式会社リスクマネジメント・ラボラトリー
埼玉支店 支店長

長野県松本市出身。東洋大学工学部卒業後、株式会社アール・エー・システムズ(現シスメックスRA株式会社)、ソニー生命保険株式会社を経て、平成17年より株式会社リスクマネジメント・ラボラトリーの事業拡大に参画。年間20以上のセミナーで講演を行い、内容は医師会・医師協同組合向け医業経営セミナー、大手損害保険会社社員研修など多岐にわたる。2017年度MDRT成績資格終身会員、日本ファイナンシャルプランナーズ協会会員(AFP)。

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