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キーワードは「啓発」。地域に根ざした継続的な草の根活動。

2015年11月14日(土)、大阪市西淀川区にある大英診療所様にて、アイセイ薬局歌島店が主催する「からだゼミナール」が開催されました。
今回講師としてお迎えしたのは、おおかわ眼科クリニック・大川亜耶先生と、大阪医科大学・岩本充彦先生。「白内障・緑内障」「乳がん」をテーマに、地域の方を対象として講演していただきました。

「大阪の下町」の情緒息づく地域で

大英診療所様の最寄り駅はJR神戸線塚本駅。新大阪駅から電車で10分、繁華街である梅田エリアまでは1駅と、交通の利便性が高いエリアです。塚本駅を降りるとたこ焼き屋や居酒屋などが立ち並んでおり、大阪の下町らしい雰囲気を色濃く残しています。

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大英診療所様はこの地で開業して今年で35年を迎える、まさに地域に根ざした医療機関です。2年前に建て替えを行い、1階に大英診療所様、2階におおかわ眼科クリニック様という2科+調剤薬局の医療モールとして生まれ変わりました。

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リニューアルのきっかけは、おおかわ眼科クリニック様の開業。今回のからだゼミナールの講師を務められた大川亜耶先生は、大英診療所院長、宋桂子先生のご息女にあたります。

「2代にわたり、地域医療を支え続けたい」、そんな思いもあり、2014年6月にもリニューアルを記念したからだゼミナールを開催したことがあります。

「気づきにくい」病気こそ、「気づく」きっかけが必要

今回のからだゼミナールは、講義2本立て。1時間ずつ、2名の先生が異なるテーマでお話されました。

当日はあいにく天気が悪く、雨が降ったりやんだりを繰り返していましたが、それでも会場となった大英診療所様の待合室は満席。ご夫婦やお友達同士、おひとりの方など、さまざまな方がご参加くださいました。皆さんクリニックのスタッフさんに声を掛けて談笑されるなど、朗らかな雰囲気で開始を待たれていました。

1本目の講義は、おおかわ眼科クリニック・大川亜耶先生による「白内障・緑内障ってどんな病気?」というタイトルのお話です。一般の方からすると「白内障」と「緑内障」はその名前から混同されがちですが、起きるメカニズムも症状も全く異なります。

例えば、白内障は水晶体が濁った状態のため、かすんで見える、明るいところで見えづらくなる、輪郭がはっきりせずにものがぼやけて見える、などの症状が見られます。緑内障の場合は、視神経に障害が起こるので、見える視野がすこしずつ狭くなっていきます。

大川先生は目をカメラに喩えたり、「症状によってどんな風に見え方が変わるか」がわかるイメージ写真を使って、わかりやすく説明。参加者の方も、身を乗り出したり、相づちを打ったりしながらお話を聞いていらっしゃいました。

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また、緑内障の症状の説明の際には、人間には誰にでもある「盲点」を実際に体感。人間の目には何も見えない場所「盲点」が存在していますが、正常な目の場合には、片方の盲点をもう片方の目で見ることで補っています。自分自身の目にも見えない部分があることを知り、参加者の方は驚きの声をあげていました。

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緑内障、白内障ともに、ある日突然視力が失われるわけではなく、段階を追って見えづらくなるので、「気づいたらかなり進行していた」ということもよくあります。講義の最後を、大川先生は「大切なのは病気の早期発見・早期治療です。自覚症状がなくても、一年に一度は検診を受けましょう」と締めくくりました。

2本目の講義は、大阪医科大学・岩本充彦先生による「今こそお伝えしたい!乳がん診療の最前線」というテーマ。岩本先生は大阪医科大学で年間300人以上の患者様の乳がん手術を担当されながら、週に1度大英診療所で乳がんの検診も行っています。

ここしばらく、芸能人による乳がんの公表が続いて、さまざまな報道が加熱しています。
情報が入り乱れるなか、「皆さんに乳がんの正しい知識を知ってもらいたい」と岩本先生。例えば「毎年検診を受けていたのに乳がんが見つからなかった」「乳頭の下だから見つかりづらかった」はどちらもあり得ますが、メディアでよく報道されてる「ステージⅡの生存率は50%」は事実とは異なり、実際には90%であるというデータが出ているとのこと。

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実際に撮影されたガンの様子や、患者様の乳房の状態など、深刻な画像を使いながらも、講演の途中にはしばしば冗談を交えてお話しされており、参加者の方から笑い声が出る場面もありました。「マンモグラフィーと超音波検査、これは必ずどちらも受けてほしい」という岩本先生のお話に、皆さん真剣に耳を傾けていました。

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今回の2本の講演は、テーマとして取り上げた疾病は異なりますが、どちらも大切なのは「検診を受診する」こと。重篤化を防ぐためには、地域の皆さんに対する啓発活動が欠かせません。大川先生、岩本先生どちらも、「かかりつけ医による検診を受けてもらいたい」とおっしゃっており、地域全体の健康をサポートしていきたいという姿勢が伺えました。

参加された方からも「岩本先生のお話を聞いて、友達にもがん検診を進めようと思いました」「もっと皆さんに知ってもらいたいので、広めたいと思います」といったコメントが。おふたりの先生の意志は、参加者の方にも十分伝わったのではないでしょうか。

地域の患者様と継続的な関係性を育む医療マーケティングとは…

 

Doctor’s Comment
おおかわ眼科クリニック院長・大川 亜耶先生
診療科:眼科

神戸大学医学部卒業後、大阪大学医学部附属病院、NTT西日本大阪病院、西眼科病院を経て、2013年におおかわ眼科クリニックを開院。日本眼科学会専門医。

前回のからだゼミナールの際にはこどもの目の病気について講演しましたが、2年間地元の方を診察するにつれ、高齢の方が多く、緑内障と白内障の啓発が重要だと考えるようになりました。アイセイ薬局さんには、患者さまごとの目薬の在庫管理などを行っていただいており、とても助かっています。」

 

Doctor’s Comment
大阪医科大学 乳腺・内分泌外科科長・岩本 充彦先生
診療科:乳腺・内分泌外科

大阪医科大学卒業後、大阪医科大学 一般・消化器外科に入局。ケンブリッジ大学付属アデンブルックス病院移植外科に留学後、現在大阪医科大学乳腺・内分泌外科科長。日本外科学会専門医、日本乳がん学会専門医・指導医・評議員、日本消化器外科学学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、近畿外科学会評議員。

前回のからだゼミナールをきっかけに検診を受けたところ、実際に乳がんが見つかった方がいらっしゃいました。今回のような草の根運動は、非常に重要だと考えています。今後も大英診療所での検診、適切な医療機関の紹介など、この地域唯一の乳がん専門医として活動を続けていきたいと思います。」

経験豊かなサポートスタッフが、先生方一人ひとりのニーズに合わせた医院開業サポートを行っております。個別相談を無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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