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  3. 【中学受験VS高校受験】医学部合格には中学受験が必須なのか?(後編)

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【中学受験VS高校受験】医学部合格には中学受験が必須なのか?(後編)

こんにちは、藤崎です。
前回は、「中学受験のデメリット(4)」までお話しました。今回は受験選びの最終章として “最大の盲点”そして“最大のキモ”となる内容ですので、心して読んでくださいね!

(5)「英語」の先取り学習が難しい

塾が決して語らない、中学受験の最大のデメリット。それは、塾の勉強に追われることで、これからの医学部受験における最大の課題となる「英語」の先取りができなくなることです。

医学部受験か否かに関わらず、日本の大学受験で要となるのが「英語」であることは、大学受験を経験した親なら誰もが身をもって感じていることでしょう。加えて、英語と数学は長い期間の積み重ねでしか高得点を取ることができない教科であり、一度苦手意識を持ってしまうと、致命傷となる科目です。

そのことを親も良く理解していながらも、中学受験を目指して本格的に塾に通い始める小学4年生以降は、先取りして英語を学ぶ余裕が全くなくなってしまいます。最悪のケースでは、小学4年生から必死に塾に通い、第一志望校に見事合格したにもかかわらず、入学後に気を抜いてしまい、気がついたときには英語が苦手科目になってしまっているのです。もしそうなれば、医学部受験の合格ルートから排除されてしまいます。表には出てきませんが、中学受験で一流校に合格したのに、大学受験でパッとしなかったケースのほとんどは、英語に原因があるのです。

中学受験をする限り、このデメリットを消し去ることは困難です。だからこそ、「現実をしっかり認識してデメリットを最小限に留めること」が、親の大切な役割です。

対策:第1段階 ⇒ 小学3年で「英検3級」

対策として、小学3年生までに英語を一定のレベルまで引き上げておくことが考えられます。目安として「英検3級」を目標にしましょう。4年生からは、塾通いが本格化するので、英語の入り込む余地は皆無!それまでに中学英語レベルの学習を終えておく必要があります。
一見、無謀に聞こえるかもしれませんが、十分実現可能な目標であり、達成できれば、医学部受験競争におけるアドバンテージを握ることができます。

対策:第2段階 ⇒ 中学1年で再開!スタートダッシュ!

小学3年生までに英検3級に合格できたとしても、4年生から中学受験終了までは、英語の勉強を後回しにせざるを得ません。ですから、志望校合格が確定した2月10日からは、英語のスタートダッシュに集中するのです。「そんな~。合格したのだから、少しはのんびりと!」とおっしゃる気持ちはわかりますが、ここが分岐点です。英語だけでいいのですから、それまで塾に費やした学習時間の半分で済みます。「英語に集中する環境を作る!」これが絶対ルールです。

高校受験組が小学6年生までに目指すべき「英語」の到達点とは

高校受験組の方々もすでにお気づきかと思いますが、「中学受験のデメリットは、高校受験のメリット」でしたね!「中学受験をしない」という選択をされたご家庭では、小学3年生で英検3級を取った後も塾に行かなくて良いのですから、その時間的・経済的メリットのすべてを英語の先取りに生かしてください。

ズバリ、小学6年生で「英検2級」を目指します。これは、しっかりしたカリキュラムの英語教育を受ければ、十分可能な目標です。厳しい言い方かもしれませんが、これくらいやらなくては、最先端をいく中高一貫校のカリキュラムに太刀打ちできません。

「選択した受験のメリット・デメリットをしっかり認識し、英語をどのタイミングでどこまで勉強するのか、早期にスケジューリングする。」このことを、中学受験組も高校受験組も覚えておいてください。

いかがでしたか?これで、受験選び「中学受験VS高校受験」シリーズもひと区切りとなります。また、次回は本コラム『わが子を医師にするための9つのルール』の最終回となりますので、9つのルールを総決算いたします。お楽しみに!

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経験豊かなサポートスタッフが、先生方一人ひとりのニーズに合わせた医院開業サポートを行っております。個別相談を無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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藤崎 達宏(ふじさき たつひろ)

NPO法人 横浜子育て勉強会 理事長
日本モンテッソーリ教育綜合研究所認定教師(0~3歳)
国際モンテッソーリ協会認定教師(3~6歳)

1962年横浜生まれ。明治大学商学部卒。外資系金融機関に20年間の勤務を経て独立。4人の子育て経験とモンテッソーリ教育を融合した子育てセミナーを全国で開催。ライフワークとなっている個別相談会「お父さんもいっしょに幼稚園選び」の参加ファミリーは2,000組みを超え、常にキャンセル待ちの状態が続く。「わが子を医師にするために幼少期をどう過ごすか」という相談に定評があり、多くの医師家族が門を叩いている。講演活動は全国の企業、団体など幅広く、最近では各医師会や医師協同組合での講演を多数実施。
藤崎達宏氏のブログはこちら

※このコラムは、2016年6月現在の情報をもとに執筆しています。

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